今日は散々。
連休明けの火曜日をてっきり月曜日だと勘違いして、仕事の打ち合わせ、引越しの見積もり、物件の契約を全て明日だと勘違いして、職場からの電話に顔面蒼白。
そしてその顔も頭も真っ白の状態に追い打ちをかけるように保育園からお迎え要請の電話。
その時、スーパーの店内に居たのですが、慌てて会計を済ませて外に出たら雨。
しかもノーメイクにノーブラという姿なのでこのままでは、どこにも行けません。
あわわわわわ…
私はいつもこう…いつもこう…つまりとてつもない馬鹿…
あーあーあーもう全部どうでもいい…勢いよく外に出たからびしょ濡れだし、もう家に帰ってお風呂に入って寝たいよ…
こんな40歳いる?
嘘でしょ?
なんなの私…私…もう自分が嫌すぎる…
ADHDだから…?
なんでこんななの?
まともになりたいよ…
頭に靄がかかったままの人生なんて嫌だよ…
みんな私に呆れている。
ちゃんとできない大人は社会に必要ない。
私は無能。
みんなの迷惑。
そんな絶望感いっぱいの時、ツイッターのフォロワーさんからDMで素敵な歌が届きました。
とても優しい歌です。
とても優しいフォロワーさんです。
彼女そのものみたいなイラストと歌です。
歌を送ってくれるなんて、なんて素敵。
頭の靄が晴れました。珍しく。
焦りは不思議ともうありません。
あれ?なんだか心が丈夫になったみたい。
優しくされると心って丈夫になるみたい。
すごい。心が丈夫になったら無敵だもの。
人に優しくされるってすごい。
雨はざんざか降っていましたが、そんなのレインコートを買えばいい。
スーパーにもう一度入ってレインコートを買って、とにかく、とにかく、息子を迎えに行きました。
レインコート着てれば、ノーブラでも大丈夫だし。
道中に不動産屋と引越し屋に電話をして日時の変更をお願いしました。
ありがたいことに快く受け入れてくださりました。
仕事の打ち合わせは、依頼者の方に事情を話したら今夜自宅まで来てくださることになりました。
ご自宅に伺えるなんて嬉しいですと言っていただき、社交辞令でも少し心が軽くなりました。
良い仕事してこの恩を返さなくては!と思うと頭の中からアイデアが溢れてきます。大丈夫。私は大丈夫。
せめて良い仕事をしよう。
喜んでもらえるように。
そう思っているうちに保育園に到着しました。
息子は喘息気味でしたが元気そうで、私の顔を見て「雨降りのお迎え大変だったでしょ。早く来てくれてありがとう」と言いました。
息子の胸に耳を当ててヒューヒューいう音を聴く私の濡れた頰を小さな手で包んでくれる息子が愛おしくて、大好き大好きこの子のために私は何でもできるという気持ちになりました。
曜日さえまともに覚えられずに周りに迷惑かけまくって、ノーメイク、ノーブラのびしょ濡れの私だけど、ちゃんとした母親になれずに何度夜泣いたかしれない私だけど、あなたのためなら何でもできる。
優しくなろう私も。
これまで私に優しくしてくれた全ての人に、私の心を丈夫にしてくれてありがとうという気持ち。