子どものいる生活

息子のこと、元夫のこと、私の生活のあれこれ。順風満帆。

息子の父親として

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躁の夫の嘲り、躁の夫の下劣、躁の夫の思い込み、躁の夫の哀れ。

私には夫の本質がわからなくなります。

自信をみなぎらせ自己啓発本で読んだ思考方法を私に「教えて」くれながら、自分がいかに冷静な思考に基づいて私との別居を望んでいるかを説明する夫の爛々と黒光りする瞳の不気味さ。

躁になると必ず飼っている2頭の猫を追い掛け回すのも獣じみていて異様。

 

言葉が通じない。

本人は至って正常なつもりなのがまた厄介。

医師に相談するももう入院しか方法はない。

入院すれば退職することなる。自己破産手続き中に退職すれば、自宅は差し押さえられ、ブラックリストに載っているので賃貸は借りられない、プライドの高い夫が無職の精神疾患者という状況を受け入れられると思えない。

鬱転して自殺する可能性が高すぎる。

 

だったらどうすればいいのだろう。

夫が望む通り見捨てればいいのだろうか。

そもそも私が夫を見捨てないのはなぜだろう。

 

一番は息子の父親だから。

それってひどいのかもしれません。

息子が生まれてから何度も何度も夫は私に「僕は育児マシーンじゃない!人間としてみてほしい」とうったえてきました。

私は息子がとてもとても大事で、夫を蔑ろににしていた面もありました。

役に立たないならいらないと思っていました。

そして今、息子から父親を取り上げたくなくて夫を見捨てられずにいます。

夫の寛解を望むのも息子にとって良い父親であってほしいからです。

 

私にとって夫は「息子の父親」でしかないのかもしれません。

そしてその事実は夫の病を悪化させる。

息子を不幸にする。